東京都は8月31日、都内39市町村の給与制度の状況(2016年4月1日現在)を発表した。
部長級の給与が最も高いのは調布市
各職級の最高号給をみると、主事級、主任級、係長級はいずれも三鷹市が最も高く、主事級は33万1,900円、主任級は36万7,700円、係長級は42万2,200円となった。課長級のトップは、八王子市、三鷹市など29市が45万5,000円で並んだほか、部長級の1位は調布市の53万200円となった。
扶養手当の状況をみると、配偶者手当は立川市の1万4,100円が最多となり、このほかの市町村は1万3,000円~1万3,500円。配偶者意外の手当も立川市の8,900円が最も多く、このほかの市町村は6,000円~8,400円。住居手当が最も多かったのは、大島町や新島村など7町村の2万7,000円となった。
管理職手当については、課長級では府中市の9万2,600円がトップ、次いで福生市の8万1,000円となり、支給率では調布市と西東京市の18%が1位だった。部長級では八王子市の12万6,900円が最多、次に町田市の12万円と続き、支給率では立川市、調布市、西東京市、瑞穂町の20%が最も高かった。