Lenovoは31日、同社製「YOGA tab 3」シリーズの新モデルとして、10.1型ディスプレイ搭載の「Yoga Tab 3 Plus」を発表した。海外では11月に販売を開始し、価格は299ユーロ(約3万4,400円)。日本国内での販売については未定。
「YOGA Tab」シリーズは、本体の一辺に備えたグリップの形状を生かして、手に持って操作する「ホールドモード」、背面のキックスタンドを利用した「スタンドモード」、壁などに掛けて使う「ハングモード」、机の上などで操作しやすい「チルトモード」という4つモードで利用できるタブレット。
「YOGA tab 3」シリーズでは、2015年にエントリーモデル「YOGA tab 3」と上位モデル「YOGA tab 3 Pro」を展開しているが、「Yoga Tab 3 Plus」はその中間に位置するモデルとして追加された。「YOGA tab 3 Pro」で搭載されているプロジェクタ機能は非搭載だが、2,560×1,600ドットの高解像度液晶に加えて、本体前面にDolby Atmos対応のJBL製スピーカー4基搭載するなど上位モデル相当のスペックを備える。
また「Lenovo Media Cast」を利用することで、スマートフォンなどほかのデバイスの画面を「Yoga Tab 3 Plus」側に表示が可能で、動画や写真などを共有できるという。
主な仕様は、CPUはQualcomm Snapdragon 652、メモリは3GB。ストレージは32GB、グラフィックスがQualcomm Adreno 510(統合GPU)、ディスプレイは10.1型WQXGA(2,560×1,600ドット)IPS液晶、OSがAndroid 6.0。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、3G、LTEなど。カメラは前面が500万画素、背面が1,300万画素。このほかインタフェースはUSB 2.0 Type-C×1、MicroSDスロット、マイク/イヤホン端子など。バッテリー容量は9,300mAhで、駆動時間は最大約18時間。
LTE対応モデルでの対応バンドは、FDD LTEがBand 1/3/5/8/9/18/19/21/26/28、TDD LTEがBnad 41。
本体サイズはW247×D179×H4.68mm、重量は約644g。IP51相当の防滴機能を備える。