台湾Acerは31日、ドイツ・ベルリンで開催される世界最大級の家電製品展示イベント「IFA 2016」に先立ち、液晶が360度回転する2in1タイプのノートPC「Spin」シリーズを発表した。ラインナップはSpin 7 / Spin 5 / Spin 3 / Spin 1の4製品。

Spin 7

シリーズ最上位の「Spin 7」は、「DVDケースより薄い」という10.98mm厚のノートPC。本体は13インチサイズのアルミ製ユニボティだが、14インチのフルHDディスプレイを搭載している。スペック面では、第7世代のCore iプロセッサを搭載し、最大8GBメモリ、最大256GB SSDなどを選択可能。インタフェースとしてUSB 3.1 Type-Cも備える。バッテリ駆動時間は最大8時間。

このほか、デュアルトルクヒンジを採用した13.3型ノートPC「Spin 5」、SSDとHDDのツインドライブ構成の15.6型ノートPC「Spin 3」、13.3型と11.6型の2モデルを揃える「Spin 1」を、シリーズのラインナップとして用意する。

「Spin 7」は北アメリカで10月に1,199ドル(約125,000円)から、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域で10月に1,299ユーロ(約150,000円)から提供開始する。日本での提供は未定。