マイボイスコムは8月31日、「今夏の節電・暑さ対策」に関する調査結果を発表した。調査期間は8月1日~5日、有効回答数は1万695件。
節電を意識している人は5割
「今年の夏、節電についてどの程度意識しているか」を尋ねたところ、54.3%が「意識している」と回答した。年代別に見ると、女性や50代以上で節電を意識している比率が高い傾向にある一方、「意識していない人」は、男性10~30代や女性20代で4割強で意識している人より多くなった。
「今年の夏、節電についてどの程度意識しているか」 |
「今年の夏、節電対策として家で行っていること」は、「エアコンの使用時間・設定温度などを工夫する」(45.3%)が最多。以下「エアコンをなるべく使わない」(31.2%)、「照明をなるべく使わない、こまめに消す」(28.5%)、「節水を心がける」(24.9%)、「日差しを遮る工夫」(23.6%)となった。
「勤め先での節電対策」は「特にない」が24.5%で1位。以下「使わない部屋や使わない時間帯は、照明や空調を消す」「クールビズを推奨・導入」「LED照明を導入する」「照明を間引きする」「エアコン・空調の設定を28度以上にする」「扇風機をつける」が1割台で続いた。
節水を意識している人は4割
節水についても尋ねたところ、「今年の夏、節水を意識している」という人は44.5%。「意識していない」は29.9%だった。
「今年の夏、節水についてどの程度意識しているか」 |
夏バテについては、「今年の夏、夏バテをしている」という人は7.1%、「軽い夏バテ気味」は34.1%だった。熱中症対策について、「今年の夏、熱中症対策を行っている」という人は45.2%となった。
「暑さを乗り切るために心がけていること・実践していること」を自由回答で募ったところ、「家族ができる限り同じ場所で過ごすようにしている」(男性46歳)、「無理に外出しない。適度に冷房の中で過ごし、温かい湯につかる等、身体を冷やしすぎない」(女性41歳)、「節電よりも身体の負担を最優先です。夜のクーラーは設定温度を工夫して我慢せず使っています」(女性57歳)などのコメントが寄せられた。