BIGLOBEは8月31日、「東京五輪についての意識調査」の結果を発表した。調査期間は8月24日~26日、対象は8歳~80歳の男女合計537人。

4割が「会場で見たい」

「東京五輪を楽しみにしているか」を尋ねたところ、「まあまあ楽しみにしている」と回答した人が42.3%で最多。続いて「とても楽しみにしている」と回答した人が37.6%で、約8割が「東京五輪」に肯定的な姿勢を示した。

「東京五輪を楽しみにしているか」

「東京五輪をLIVE(会場)で見たいか」と質問したところ、39.1%が「会場で見たい」と回答した。「テレビやスマホの閲覧で十分」は36.7%、「特に見たいと思わない」と回答した人は18.6%となった。

「東京五輪をLIVE(会場)で観たいか」

「東京五輪をLIVEで見たい」と回答した210人を対象に「LIVE(会場)で見たいと思うもの・競技」を質問したところ、「開会式」と答えた人が56.7%で最多。続いて「体操」(51.9%)、「陸上競技」(43.8%)、「水泳」(43.3%)、「閉会式」(41.9%)となった。

「LIVE(会場)で観たいと思うもの・競技」

「開会式を演出して欲しい人」については、映画監督の「北野武さん」が12.1%で1位。続いて、映画監督の「宮崎駿さん」(9.1%)、アーティストの「椎名林檎さん」(6.1%)、フォトグラファーの「蜷川実花さん」(6.0%)、演出家で映画監督の「宮藤官九郎さん」(5.4%)となった。

「開会式を演出して欲しい人」

「自動運転」「VR・AR」普及にも期待の声

「東京五輪に向けて最も普及してほしいと思うテクノロジーは何か」と質問したところ、「無料のWi-Fiスポットの大幅拡充」が30.4%で最多。続いて、「自動車の自動運転化」(18.2%)、「観戦におけるVRやARの拡充」(7.8%)、「モバイル通信5G・第5世代移動体通信の実現」(7.1%)となった。

「東京五輪に向けて最も普及してほしいと思うテクノロジーは何か」

「東京五輪に向けて無料Wi-Fiスポットの整備が進むといわれているがどう思うか」と質問したところ、「整備されていたら利用したい」と答えた人が51.2%と過半数に達し、「整備されていたら利用は検討する」と答えた人が19.6%にのぼった。

「東京五輪に向けて無料Wi-Fiスポットの整備が進むといわれているがどう思うか」

「東京五輪を高画質(4K/8Kなど)で見るためテレビを買い替える予定はあるか」を質問したところ、「東京五輪を高画質で見たいので、テレビを買い替える予定」と回答した人は8.2%だった。「未定だが、2020年までにはテレビを買い替えたい」(13.6%)、「東京五輪を見るための理由ではないが、2020年までにテレビを買い替える予定」(6.0%)と合わせて、買い替えに前向きなのは、27.8%となった。一方、「特にテレビを買い替えるつもりはない」と答えた人が60.1%で最多となり、テレビの買い替えを前向きに検討する意見を大きく上回った。

「東京五輪を高画質(4K/8Kなど)で観るためテレビを買い替える予定はあるか」

「東京五輪に向けて宿泊施設が不足する上で、民泊についてどう思うか?」を質問したところ、43.2%が民泊に肯定的。一方、23.8%が民泊に否定的な意見を持ち、どちらともいえないと回答した人(33.0%)を除くと、肯定意見が上回った。なお、肯定意見を回答した232人のうち、自宅を「民泊先として提供しても良い」と回答した人は、22.4%にとどまった。

「東京五輪の際に自宅を民泊として提供することは考えられるか」