モデルの押切もえ(36)が、美術展「第101回二科展」に入選したことが31日、明らかになった。同展の入選は2年連続となる。
約3週間で描き上げたという入選作「咲クヨウニ~時~」は、トルコキキョウとユリをモチーフにした作品。トルコキキョウの花言葉「希望」を気に入り、「幼い頃から大好きな花や自然風景を通して、移ろいゆく時の流れや心の変化」を表現したという。
このほか2作を出品していたが残念ながら落選。「実は一番気持ちを込め、時間もかけた作品は選外に」と悔しさをにじませながらも、「次こそ頑張る。来年に向けてすぐ作品を描きはじめようと思います」と早くも次回作に向けて意欲を示す。
一方、「最後まで完成に間に合わないかと思いましたが、なんとか入選することができました」と安堵の気持ちもあるようで、「これからも見慣れた景色の中に新たな発見や表現ができるように勉強していきたいと思います」と決意を新たにした。
また、自身のインスタグラムでも「三作のうち、最も時間をかけなかった作品が選ばれました」「落選作が戻ってきたら、より愛情を込めて仕上げてあげようと思います。ひとまずよかったです」と心境をつづっている。
「第101回記念 二科展」は東京・六本木の国立新美術館にて、2016年8月31日から9月12日まで開催(9月6日は休館日)。10月25日から大阪などで巡回展を予定している。