トレンドマイクロは31日、ランサムウェアに対する新機能を搭載した総合セキュリティソフトウェア「ウイルスバスター」最新版を発表した。発売日は9月1日。直販価格は「ウイルスバスター クラウド 1年版」ダウンロード版が税込5,380円から。
「防御力と軽快さの両立」をテーマとした「ウイルスバスター」最新版。OS自体を起動不能にする「PETYA」や、暗号化したファイルをタイマー式で徐々に削除していく「JIGSAW」といった、凶悪化するランサムウェアへの対応策として、新機能「フォルダシールド」を搭載した。
フォルダシールドは、指定した任意のフォルダ(複数選択可)に対するアクセスを制限し、正規プログラム以外のアクセスを防止する機能。例えば、大事なデータを「マイドキュメント」に入れていた場合、フォルダシールドに「マイドキュメント」を指定すると、ランサムウェアや悪意のあるアプリなどによるアクセスを自動で防止する。
また、従来搭載していた、ランサムウェアがファイルを暗号化する挙動を自動検知する機能で検知率を向上させたほか、正規プログラムに偽装する不正プログラムを検知する機能も新搭載した。
モバイルデバイス向けの脅威対策も強化。Android向け新機能として、LINEやWhatsAppといったコミュニケーションツールでやりとりされるメッセージ上で、不正なURLが送受信された場合に警告を表示する「メッセンジャーセキュリティ」機能を搭載。また、利用するWi-Fiの暗号化強度が低い場合や、パスワードが設定されていない場合に警告を表示する「Wi-Fiチェッカー」機能も備えた。
このほか、Windows向けにソフト更新を告知する脆弱性対策機能、Android向けにインストールアプリの脆弱性チェック機能や保護者向けのアプリ使用制限機能などが追加されている。
ラインナップは、Windows/Mac/Android/iOS/Fireタブレット向けの「ウイルスバスター クラウド」、24時間の電話サポートが付属する「ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム」、Android/iOS/Fireタブレット向けの「ウイルスバスター モバイル」の3種類。「ウイルスバスター クラウド」は1ライセンスで最大3台(3OS)にインストール可能。ダウンロード版、パッケージ版の価格は次の通り。
製品名(ダウンロード版) | 販売価格(税込) |
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ウイルスバスター クラウド 1年版 | 5,380円 |
ウイルスバスター クラウド 2年版 | 9,680円 |
ウイルスバスター クラウド 3年版 | 12,780円 |
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム 1年版 | 7,980円 |
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム 2年版 | 13,800円 |
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム 3年版 | 18,580円 |
ウイルスバスター モバイル 1年版 | 3,065円 |
ウイルスバスター モバイル 2年版 | 5,637円 |
ウイルスバスター モバイル + おまかせ!スマホお探しサポート1年版 | 4,093円 |
ウイルスバスター モバイル + おまかせ!スマホお探しサポート2年版 | 7,180円 |
製品名(パッケージ版/POSA版) | 販売価格(税込) |
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ウイルスバスター クラウド 1年版 | オープン価格 |
ウイルスバスター クラウド 3年版 | |
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム 1年版 | |
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム 3年版 | |
ウイルスバスター モバイル 1年版 | |
ウイルスバスター モバイル 2年版 |