ソニーは8月30日、液晶テレビを載せて使用できる台座型のテレビスピーカー「HT-XT2」を発表した。発売は9月10日。価格はオープンで、推定市場価格は税別35,000円前後。
HT-XT2は、付属のHDMIケーブル1本でテレビと接続する台座型スピーカー。20mm径ツイーターとコーン型ウーファーによる2ウェイスピーカーシステムのほか、120mm径のサブウーファーを内蔵している。
ハイレゾ音源をサポートし、192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、ALACや、5.6MHまでのDSDに対応。DSDはリニアPCMに変換して再生する。このほか、デジタルアンプ「S-Master」や、圧縮音源をクリアに再生する音質補完技術「DSEE」を採用しており、実用最大出力は170Wとなっている。
Wi-Fi機能を内蔵しており、スマホアプリ「SongPal」から操作可能。ネットワーク内にある複数のスピーカーで同じ音楽を再生する「Wireless Multi-room」や、ワイヤレススピーカー「h.ear go」「SRS-ZR7」「HT-ZR5P」などをリアに設定してサラウンド環境を構築する「Wireless Surround」を利用できる。
Google Castにも対応。Wi-Fi経由で「Google Play Music」などにアクセスし、音楽を再生できる。このほか、BluetoothとNFCに対応し、コーデックはSBCやAACのほかソニー独自のLDACをサポートする。
インタフェースは、光デジタル音声入力×1、HDMI出力×1、USB×1、有線LAN×1。サイズはW720×D325×H80mm、重量は約8.5kg。