保険クリニックはこのほど、防災に関する調査結果を発表した。調査は8月10日~18日、20歳~60歳の男女800名(男女各400名)を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。
最も怖い災害は"地震"
はじめに、「あなたが怖いと思う災害は何ですか?」と質問したところ、実に91.3%の人が「地震」と回答した。
半数超が災害に対する備えせず
続いて、災害に対する備えをしているか尋ねたところ、「している」と回答した人は半数以下(42.1%)だった。
災害に対する備えをしている人に何をしているか聞いたところ、「非常用の食糧・飲料水、衣類などの備蓄(80.7%)」や「電池やバッテリー、懐中電灯などの準備(60.2%)」、「非常持出袋を準備(51.9%)」が上位に。「家族と集合場所を決めている(22.6%)」や「家族との連絡方法を決めている(21.7%)」という人は少ないことがわかった。
また、災害に対する備えをまだしていない人に対し、「防災の日」を機会に備えをするか聞いたところ、「したい」と回答した人は28.1%にとどまった。備えたい内容とそれにかける金額について聞いたところ、「非常用の食糧・飲料水、衣類などの備蓄(69.2%)」が1位となり、それにかける費用の平均は5,111円という結果に。続く2位は「家族との連絡方法を決める(66.9%)」、3位は「家族と集合場所を決める(64.6%)」と続いた。
74.9%が災害を補償する保険に加入
最後に、災害時を補償する保険に入っているか尋ねたところ、74.9%(599名)が「入っている」と回答。しかしながら、最も怖い災害と思っている地震に対する保険に加入している人は269名と、火災保険に加入している人の48.7%にしか付加されておらず、全体の33.6%にとどまった。