大正製薬はこのほど、「夏バテ対策に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は8月5日~8日、20~50代の男女888名を対象にインターネットで実施したもの。
夏バテ対策に効果的なイメージがある食材を尋ねたところ、1位は「うなぎ」(47.7%)、2位は「豚肉」(11.3%)だった。同社によると、うなぎ・豚肉にはビタミンB1、ミネラルが多く含まれており、夏バテ防止に効果がある食材であるという。
うなぎや豚肉を夏に食べる回数を尋ねると、最も多いのは、うなぎが「月に1回もしくはそれ以下」、豚肉は「2~3日に1回程度」だった。うなぎと豚肉が、なぜ夏バテに効果的だと思うかその理由を聞いてみたところ、61.3%が「よく知らない」と答えた。
夏バテ対策に有効な成分について聞くと、「ビタミンB1」が最多で、次いで「ビタミンB2」という結果になった。しかし36.6%が「特にない・分からない」と答えている。夏バテ対策に何の食材が効果的なのかは知っていながらも、成分に関しては食材ほど意識していない結果となった。