日本レコード協会は8月24日、同社加盟全社の集計による2016年第2四半期(4月~6月)の有料音楽配信売上実績を発表した。

2016年上半期の累計で8,105万ダウンロード

2016年第2四半期(4~6月)の有料音楽配信売上は、金額ベースで129億4,300万円(前年同期比113%)、数量は3,945万ダウンロード(前年同期比87%)となった。

この結果、2016年上半期の累計は、金額で256億6,200万円(同112%)、数量は8,105万ダウンロード(前年同期比87%)となった。

4月~6月の有料音楽配信の売上実績

内訳をみると、「着うた」などの「Master ringtones」は159万ダウンロード(前年同期比73%)、金額は1億4,900万円(前年同期比76%)。「待ちうた」「メロディーコール」などの「Ringback tones」は949万ダウンロード(同85%)、金額は6億4,300万円(同85%)だった。

シングルトラックの数量は2,606万ダウンロード(同89%)、金額は43億600万円(同90%)。アルバムの数量は192万ダウンロード(同89%)、金額は22億2,600万円(同97%)。音楽ビデオの数量は39万ダウンロード(同78%)、金額は1億1,300万円(同80%)となった。

「Apple Music」「AWA」「LINE MUSIC」など、月額で定額料金を支払えば音楽を自由に聴ける(利用期間に対して対価を支払う)音楽配信サブスクリプションサービスの金額は49億9,600万円。同項目は前年同期比185%と、有料音楽配信形態のなかでもっとも大きい伸びを記録した。

その他着信ボイス、着メロなどのデジタル音楽コンテンツの金額は5億1,000万円(同94%)だった。