広島土産として有名な「もみじ饅頭」。紅葉の葉をイメージしたカステラ状の生地に餡が入っている饅頭のことだが、これをイメージしたお酒があるのはご存じだろうか。その名も「もみじ饅頭のお酒」とそのまんまな名前なのだが、本当にもみじ饅頭の味がするのだろうか。飲んで確かめてみた。

「もみじ饅頭のお酒」

中国醸造が販売している「もみじ饅頭のお酒」は、「こしあん」「チョコ」「抹茶」の3種類。価格は、各1,080円(税込)。同社が女性向けのお酒を開発している中で「もみじ饅頭の味をしたお酒を造ってみよう」というアイデアが出て、それを商品化したそうだ。

「もみじ饅頭のお酒 こしあん」(税込1,080円)

早速「こしあん」を飲んでみよう。そのまま飲んでもいいのだが、筆者はアルコールに弱いため、今回は中国醸造がオススメする、「もみじ饅頭のお酒」を牛乳で割る飲み方を試してみた。イメージとしてはカルーアミルクに近いのかも。

夏なのでグラスに氷を入れておこう

グラスに注ぐと、ほんのりとこしあんとハチミツの香り。「もみじ饅頭」のカステラ部分をハチミツの香りで忠実に再現している。

グラスに注いでみる

まずは、リキュール単体を味見する。リキュールだけだと少し甘めだが、すっきりとしていた。うっかりすると飲みすぎてしまいそうだが、アルコール度数は6%もあるので注意してほしい。

もみじ饅頭の香りが再現されている

ミルクを入れ、よく混ぜてひと口。牛乳のまろやかさで、お酒感がなくなる。餡の甘さとハチミツの甘さが邪魔することなく溶け込み、クリーミーな味わいに変わっていた。「もみじ饅頭」がお茶菓子だとすれば、これはリッチなスイーツと言ったところだろう。

牛乳を同じ割合で注ぐ

餡の甘さとハチミツの甘さがあり、クリーミーな味わい

また、「抹茶」と「チョコ」にも牛乳と混ぜて飲んでみた。どちらも牛乳との相性がよく、アルコール感がないので、お酒の味が苦手な人でも楽しめるはずだ。

「もみじ饅頭のお酒 抹茶」(税込1,080円)

「もみじ饅頭のお酒 チョコ」(税込1,080円)

「もみじ饅頭のお酒」はほかにも応用できる。今回は、バニラアイスにかけて食べてみた。カップに移したバニラアイスに「もみじ饅頭のお酒 こしあん」をかけるだけで、いつものカップアイスが大人の"和"スイーツに早変わりだ。そのほか、かき氷などにかけてみてもいいだろう。

カップにバニラアイスを盛る

「もみじ饅頭のお酒 こしあん」をかければ

いつものバニラアイスが濃厚な"和"スイーツに早変わり

これらの商品は、中国醸造のオンラインショップでも購入可能。もみじ饅頭が好きな人はもちろん、広島土産にいつもと違うものをと思っている人はぜひ購入してみてはいかがだろうか。