星野リゾートの「星のや富士」(山梨県富士河口湖町)は12月1日より、テラスリビングのコタツで味わう富士山麓のジビエ「山麓の鹿しゃぶ鍋」を提供開始する。期間は2017年3月15日まで。

「山麓の鹿しゃぶ鍋」※イメージ

同メニューは、冬に旬を迎える鹿肉と野性味あふれる木の実や冬野菜を組み合わせて食べる鍋料理。河口湖を見渡すテラスリビングのコタツで楽しむことができるという。

鹿肉は、牛肉や豚肉に比べ高タンパクで低カロリーであるとのこと。また、女性の健康に欠かせない鉄分やビタミンB2、リノール酸やアルファリノレン酸、肉類に含まれるのは珍しいDHAなど、良質な脂を含んでいる。

鹿肉などを使用するジビエ料理は、捕獲後の適切な処置(血抜きや解体)が味を左右するという。確かな技術を持つハンターの手によって素早く血抜きされ、加工施設で適切に処理された富士河口湖産の鹿肉は、くさみが少なく、さっぱりとした脂を持っているのが特長とのこと。そのため、通常はくさみが多いとされるロース肉でも、しゃぶしゃぶに使うことができるという。

同コースでは、脂身を残したロース肉のしゃぶしゃぶを提供。しゃぶしゃぶのスープには、鹿の骨でとったダシを使用する。タレは、ダイダイのポン酢、春菊のペースト、ナッツのゴマだれの3種類を用意した。鹿が過ごしてきた環境をヒントに、鹿が口にしてきたと思われる山の食材から作ったという。ロース肉以外の部位はパテにして、ベリーと合わせた前菜として提供する。

河口湖を見渡すテラスリビングのコタツで鹿肉のしゃぶしゃぶを楽しむ ※イメージ

同プランの提供期間は、2016年12月1日~2017年3月15日。定員は1日5組。料金は2名2万2,000円(税・サービス料別。宿泊代別)。星のや富士 公式サイトにて事前予約が必要となる。