キヤノンは8月25日、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」を発表した。10月下旬の発売を予定しており、希望小売価格は税別155,000円。
F24-105mm F4L IS II USMは、同社の高級レンズラインナップ「Lレンズ」に属する、焦点距離24~105mmの標準ズームレンズだ。キヤノンEFマウントに対応し、絞り開放値はズーム全域でF4通し。「EF24-105mm F4L IS USM」の後継製品であり、11年ぶりのリニューアルとなる。
レンズ構成は12群17枚。現在のカメラの高画素化に対応するため、大口径ガラスモールド両面非球面レンズを1枚、ガラスモールド非球面レンズを3枚採用するなど、光学性能を高めている。手ブレ補正機能は、シャッター速度4段分の効果を持っており、前モデルの2.5段分から格段に進化。汚れを取り除きやすくするフッ素コーティング、ゴーストなどを抑制するASC (Air Sphere Coating) を施している。その他の仕様は以下の通り。
- 絞り羽根枚数 : 10枚 (円形絞り)
- 最小絞り : 22
- 最短撮影距離 : 0.45m (ズーム全域)
- 最大撮影倍率 : 0.24倍 (105mm時)
- フィルター径 : 77mm
- 最大径 : 83.5mm
- 全長 : 118mm
- 重さ : 約795g