財務省は8月24日、2020年に開催される「東京オリンピック競技大会及び東京パラリンピック競技大会」を記念する貨幣のうち、リオデジャネイロから東京への開催都市の引継をテーマとする額面価格千円の記念貨幣の図柄等を発表した。

「オリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ」(表面)

「東京2020オリンピック競技大会エンブレム」(裏面)

「パラリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ」(表面)

「東京2020パラリンピック競技大会エンブレム」(裏面)

この記念貨幣は、日本が初めて両面に彩色を施した、いわゆる両面カラーコインとして発行される。

今回図柄が公開されたのは、「オリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ」(裏面「東京2020オリンピック競技大会エンブレム」)、「パラリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ」(裏面「東京2020パラリンピック競技大会エンブレム」)の2種。いずれも大会旗と両国を代表する花である桜とイペー・アマレーロなどがデザインされている。

販売価格は9,500円(素材に貴金属を使用し特殊な技術を用いて製造されることから、貨幣の製造等に要する費用が額面価格を上回る、プレミアム型の記念貨幣)。発行枚数は各5万枚。金融機関等の窓口における引き換えは行わず、独立行政法人造幣局からの通信販売となる。申し込み方法及び受付期間等の販売要領については、今後、独立行政法人造幣局から発表される。申し込みは9月頃、商品発送は12月頃を予定。