クロス・マーケティングはこのほど、「インターンシップに関する調査」の結果を発表した。調査は7月22日~27日、全国の18~34歳の男女学生を対象にインターネットで行われ、882名の有効回答数を得た。
43.9%がインターンシップを経験
はじめに、インターンシップへの参加率について調べたところ、全体の43.9%が「参加したことがある」と回答。「参加したことはないが、具体的な参加予定がある(16.2%)」を含めると、インターンシップへの参加率は約6割という結果となった。
インターンシップに参加する理由としては、「業界・企業に対する自身の適性把握(45.2%)」が最も多く、次いで「業界・業種理解(40.1%)」「企業理解(37.8%)」と続いた。全体的に企業や業界の理解が参加の理由として多く挙がったものの、学生のタイプ別にみると、"やりがい重視層"と"自己実現層"では、他のタイプに比べ「学外での人脈形成」を目的としている割合が非常に高かった。
最後に、今後のインターンシップへの参加意向を尋ねたところ、およそ半数が「参加したい(46.2%)」と回答。インターンシップの参加歴の有無別でみると、参加歴がない人でも37.9%と4割近い人が参加意向を示していることがわかった。