東京マルチメディア放送はこのほど、運営する新放送サービス「i-dio(アイディオ)」にて、オフィスと音楽に関する調査結果を発表した。調査は7月7日~15日、恒常的に音楽が流れている職場で働く20代~50代の男女400名を対象に、インターネットで行われた。
仕事中に音楽は「良いこと」
はじめに、「仕事中に音楽・ラジオが聞けることは、あなたにとって良いことですか?」と質問したところ、全世代において、実に8割以上が「はい」と回答。音楽やラジオが流れている職場で働く人の多くが、仕事中に音楽を聴けることを「良いこと」と捉えていることがわかった。
また、「好きな音楽・ラジオは、仕事に良い影響がありますか?」という問いに対しても、8割以上が「仕事に良い影響がある(81.8%)」と回答。そう思う理由として、7割近くの人が「気分転換できる(69.1%)」を挙げたほか、やる気や集中力のアップ、さらには職場のコミュニケーションにつながるといった意見が並び、音楽がさまざまな面で業務効率アップに影響していることが伺えた。
イヤホンをして仕事するのは「集中したいから」
次に、昨今、クリエイティブ関連の業界などでは、仕事中にイヤホンをしていても問題にならない職場も多いことを受けて、イヤホンをして仕事をする理由について探ってみたところ、「集中したいから(65.6%)」が圧倒的に多かった。「話しかけられたくないから(11.1%)」という人もいた。
"オフィス音楽"は高評も、流れる音楽に不満
最後に、フロアで流れている音楽やラジオに対する不満について聞いたところ、「選曲がいつも同じで飽きる(50.0%)」や「好きなジャンルの楽曲がかからない(40.4%)」という意見が多く、"オフィス音楽"はおおむね好評という事実が見えてきた一方で、流す音楽に対しては不満を持つこともある実態が明らかとなった。