オウチーノはこのほど、「ペットと飼育費」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月8日~11日、全国のペットを飼っている20歳~69歳男女532名を対象にインターネットで行われた。
「あなたはどんなペットを飼っていますか?」と聞くと、一番飼われていたのは犬で50.3%。次いで猫(36.8%)、魚(18.2%)、鳥(7.3%)、うさぎ(3.5%)、ハムスター・モルモット(3.1%)、虫(1.3%)だった。
次に犬・猫の1カ月あたりの飼育費を住まい別に聞いたところ、一戸建ての場合は犬が1万6,647円、猫が1万78円、マンションは犬が2万1,446円、猫が1万1,536円という結果になった。いずれも犬の方が高い。
平均額を見ると、一戸建て住まいの犬は食費が6,533円、医療費が4,547円、トイレ・ケア用品代が2,202円、お手入れ代が2,738円、その他が1,262円。猫は食費が5,780円、医療費が1,733円、トイレ・ケア用品代が1,729円、お手入れ代が457円、その他が698円。
マンションでは、犬の食費が7,392円、医療費が5,064円、トイレ・ケア用品代が2,825円、お手入れ代が4,781円、その他が2,545円。猫は食費が6,126円、医療費が1,454円、トイレ・ケア用品代が2,030円、お手入れ代が550円、その他が1,634円だった。
まず、一戸建てとマンションで1カ月あたりにかかる平均費用を比較すると、一戸建ての場合は犬が16,647円、猫が10,078円、マンションは犬が21,446円、猫が11,536円という結果に。なお、一戸建て住まいの犬1匹にかかる額の最高が5万5,000円、猫が6万5,000円、マンション住まいの犬にかかる最高額は10万円、猫は6万1,500円だった。
全体的に見ると、食費が一番大きな割合を占めており、犬も猫もたいして金額は変わらない。一方、犬は医療費とお手入れ代(トリミング代など)が猫と比べて2,000~4,000円ほども高く、常日頃の健康管理や身だしなみにお金がかかっていることが見受けられた。