富士重工業は23日、スバル「レヴォーグ」の最上級グレードとして7月21日に発売した「レヴォーグ STI Sport」の受注状況を発表した。受注台数は発売後1カ月を経過した8月21日時点で3,052台に達し、「レヴォーグ」全体に占める「STI Sport」の割合は42%となった。追加グレードとしては異例の大変好調なスタートだという。
「レヴォーグ STI Sport」は、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションにより、「レヴォーグ」が持つ「走行性能」「走りの質感」「内外装の質感」をこれまでよりさらに高めた最上級グレード。走りのパフォーマンスの進化に加え、上質な乗り味と高い操縦安定性を実現したほか、洗練された専用内外装を採用することで「レヴォーグ」の魅力を最大限に引き出している。
受注した「レヴォーグ STI Sport」のグレードの構成比は、「1.6 STI Sport EyeSight」が52%、「2.0 STI Sport EyeSight」が48%。「レヴォーグ」全体のグレード構成比では、「1.6 STI Sport EyeSight」が22%、「2.0 STI Sport EyeSight」が20%となった。外装色の受注状況は、全8色の中で「クリスタルホワイト・パール」(25%)、「ダークグレー・メタリック」(23%)、「クリスタルブラック・シリカ」(21%)、「WRブルー・パール」(20%)が上位となった。
購入者の年齢構成比は、最も多い世代が40~49歳の35%で、他の年代は多い順に50~59歳の28%、30~39歳と60歳以上の15%、29歳以下の7%となっている。購入者からは、「上質な乗り味」と「高い操縦安定性」への期待と「内外装の高い質感」が好評とのこと。