ニコンイメージングジャパンは8月23日、エントリー向けのデジタル一眼レフカメラ「D3400」を発表した。有効2,416万画素ニコンDXフォーマットCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 4」を搭載する。価格はオープンで9月16日の発売を予定している。推定市場価格は、ボディ単体で65,000円前後 (以下すべて税込)。
新しい標準ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 18.55mm f/3.5.5.6G VR」や望遠ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」を組み合わせたレンズキットも同時に発売する。市場価格は、「D3400 18-55 VRレンズキット」が75,000円前後、「D3400 ダブルズームキット」が105,000円前後と予想される。
ニコン D3400は、D3300の後継にあたるデジタル一眼レフカメラだ。Bluetooth 4.1に対応し、「SnapBridge」アプリを介してスマートフォンと連携。撮影データの自動転送や写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」への自動アップロードなどが行える (※)。また、カメラ本体の電源をオフにしても、スマホとの接続を維持できる。
ISO100~25600の常用ISO感度、約1,200枚の撮影が可能なバッテリーライフ、約395gの軽量ボディといった点が前モデルに比べ進化している。Bluetooth機能を搭載しているが、Wi-Fi機能は搭載していない。主な仕様は以下の通り。
- マウント : ニコンFマウント
- 撮像素子 : 有効2,416万画素ニコンDXフォーマット(23.5×15.6mm)CMOSセンサー
- 画像処理エンジン : EXPEED 4
- シャッタースピード : 1/4,000~30秒
- 感度 : ISO100~25600
- AFポイント : 11点
- ファインダー : 視野率 約95%、倍率 約0.85倍
- 液晶モニター : 3型、約92万ドット
- 記録メディア : SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- 本体サイズ : 約124×98×75.5mm
- 重さ : 約445g (バッテリーとメモリーカード含む)、約395g (本体のみ)
※自動転送機能では撮影データが200万画素にリサイズされる。手動では元のサイズで転送可能。