サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「砂糖代わりに使える注目の甘味料『ココナッツシュガー』のヘルシー効果」を公開した。

ココナッツシュガーはココナッツから採取される天然の甘味料 ※イメージ

ココナッツシュガーは、ココナッツから採取される天然の甘味料のこと。ココナッツの木に咲く黄色い花のつぼみから取れる蜜を集め、煮詰めて作られる。味や香りは黒糖を優しくしたような感じで、コクのある甘みが特徴とのこと。風味に強いクセがないため、さまざまなレシピに活用することができるという。

同サイトでは、ココナッツシュガーの数々の健康効果について紹介している。ココナッツシュガーは、血糖値を上昇させるスピードを数値化した「GI値」が低いため、食後の血糖値が上がりにくく太りにくいという。上白糖(白砂糖)のGI値が109であるのに対し、ココナッツシュガーは35。これはれんこんや玉ねぎ等の野菜と同程度であるとのこと。

また、ココナッツシュガーには、便秘の予防・解消に有効な水溶性食物繊維の「イヌリン」という成分も含まれている。食物繊維は有害物質を吸着して便とともに体外へ排出する働きがあるほか、ダイエット面においても「満腹感を得られやすい」「脂肪の吸収を抑制する」といった効果があるという。

白砂糖にはほとんど含まれていないカルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛といった各種ミネラルが、豊富に含まれているのもココナッツシュガーの特徴。肝臓に余計な脂肪がたまらないようにコントロールする働きや、コレステロールの流れを良くする働きがある「イノシトール」も多く含んでいる。

ココナッツシュガーには人間に必要な20種類のアミノ酸のうち16種類が含まれている。特にうま味成分として知られているアミノ酸の一種「グルタミン酸」が多く含まれているのが特徴。グルタミン酸は、リラックス成分であるGABA(ギャバ)を生成しストレスをケアする効果や、脳の活性化、体の毒素を排出する作用などがあると考えられているという。

ダイエットに取り入れるには、砂糖をココナッツシュガーに置き換えるだけで良いとのこと。コーヒーや紅茶、ヨーグルト、煮物、お菓子作りにも使用できる。ただし、いくら栄養価が高く太りにくいとはいえ、食べ過ぎは禁物とのこと。あくまでも砂糖の代替としてヘルシーに甘みを付けることができる、という位置づけでとらえたほうがいいという。

詳細は、「microdiet.net」調査レポート「砂糖代わりに使える注目の甘味料『ココナッツシュガー』のヘルシー効果」で案内している。