雑貨デザイナーの宇田川一美です。今回は、ボックスの中にかわいい世界を作ってみました。しかも実用的な「アクセサリー収納ボックス」です。木箱×ペーパー×アクセサリーは意外と合う! という提案です。

小箱のなかに、世界が広がります

さあ、作ってみましょう

暑さの中に、朝夕に涼しい風も感じられる日も増えてきました。秋のインテリアに似合いそうなクラフトを紹介します。今回も、材料は全て100円ショップでそろえました。

今回のメインの材料は、ラッピングのコーナーで見つけたアンティークな柄の紙と飾りボックスです。

ボックスは、いろいろな形のものが並んでいるので、目にして気になっている方も多いのではないでしょうか。そのまま使うのもいいけれど、ちょこっとDIYを加えてみましょう。

今回の材料。左下からミニフック、ジャー、アンティークニュースペーパー、ボックス

アンティークニュースペーパーは、百科事典のような図版や英文がプリントされていて、すてきな雰囲気。ボックス底面のサイズよりも少し大きめに切ります。

ボックスのサイズよりもすこし大きめに切ります

普通のボックスをおしゃれな"標本箱"に

大きめに切ったペーパーの外辺を裏に折り込み、底面のサイズに合わせます。次に、ペーパーの裏面全面に両面テープを貼り、ボックスの底に貼りつけます。なんだか標本箱みたいな雰囲気。おしゃれです。

ボックスの底面に貼りました

続いて、ミニフックを貼り付けましょう。このミニフックには取り付け用のネジも付いているのですが、今回はカンタンに作りたいので強力両面テープを使用します。

ミニフックを強力両面テープで貼り付けます

アクセサリーをかけ、ディスプレイ

ジャーにお花を挿してボックスに入れ、取り付けたフックにアクセサリーをかけます。下のスペースには、指輪やブローチを置いてもいいですね。

ボックスに白色系のペーパーを貼ったことで、アクセサリーが映える収納になりました。今回は背面にフックが付いているボックスを選んだので、壁がけにするのもすてきです。

お気に入りのアクセが引き立ちます

もうひと箱、作ってみました

ボックスにはさまざまなサイズがあリます。縦長のものも使って、アレンジしてみました。

ミニチュアの鹿と、バケツも一緒に。プリント折り紙には、スイーツ柄を選びました。みているだけで、ワクワクしますよね!

材料は左下からプリント折り紙、ミニチュアアニマル、ミニフック、ミニチュアバケツ、ボックス

作り方は、ひとつめのボックスと同じ。ボックスの底面に紙を貼り、フックを貼り付けます。紙は、チョコレートの柄を選んでみました。

同じように作っていきます

秋らしい雰囲気の「ジオラマ収納」のできあがり

ミニチュアバケツにヘアピンを挿し、ミニチュアの鹿をならべて秋らしい雰囲気の「ジオラマ収納」ができあがり!

最近はかわいいミニチュアフィギュアも増えているので、好きなものと背景のペーパーとを組み合わせて楽しむのもいいですね。

スイートなジオラマのできあがり

今までの100均DIYはこちら(画像クリックで記事に飛びます)

著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)

雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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