転職サービス「DODA」は8月22日、仕事に対する満足度調査の結果を発表した。同調査は現在就いている職種について、「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間」「職場環境」の5つの指標別に満足度を点数(100点満点)で回答した結果をまとめたもの。
総合満足度、企画・管理系職種がトップ3独占
「総合満足度」は平均65.5点。全90職種の中で、最も満足度が高かった職種は「法務/知的財産/特許」(76.8点)で、以下、「財務」(75.4点)、「経営企画」(73.8点)と続いた。企画・管理系職種がトップ3を独占し、さらに上位10位のうち6職種を企画・管理系が占めた。DODAは「企画・管理系の職種では、自身の仕事が会社に与える影響の大きさを実感しながら働ける機会も多く、それが仕事のやりがいや成長実感につながっている」と分析している。
「仕事内容に対する満足度」は平均65.6点。満足度が高かった職種は、1位「財務」(78.4点)、2位「法務/知的財産/特許」(74.2点)、3位は医療系専門職の「分析/評価/品質管理/品質保証」(73.3点)の順となった。
「給与・待遇に対する満足度」は平均59.0点で、5つの指標の中で最も低かった。満足度が高かった職種は「財務」(75.6点)、2位「MR」(75.3点)、3位「経営企画」(70.1点)となった。1位の「財務」は海外進出や事業拡大に向けた資金調達に積極的な企業で募集が多く、2014年から2015年にかけて平均年収が71万円アップしたという。
調査時期は2016年6月、有効回答は20歳~59歳のホワイトカラー系職種のビジネスパーソン1万5,000人。