Hotels.comは8月22日、中国人旅行者へのアンケート調査「Chinese International Travel Monitor(CITM)」の結果を発表した。調査は5月、過去1年の間に海外旅行した経験のある18歳~54歳の中国人3,000人を対象に行われた。
調査結果によると、中国人旅行者の92%が来年は旅行により多くの時間をかける、もしくはかけ続ける予定であると回答。さらにその3分の1が、たとえ景気が悪くなっても来年はより多くの時間をかけると答えた。
中国人旅行者が「次の1年間訪れたい」と回答した旅行先は、1位オーストラリア(15%)、2位日本(13%)、3位香港(11%)、4位韓国(7%)、5位モルディヴ(6%)、6位タイ(4%)、シンガポール(同)、マカオ(同)、9位フランス(3%)、台湾(同)。日本は第2位にランクインした。
また、「一生に一度は訪れるべき場所」として1位に輝いたのはエジプトにあるギザのピラミッド。次いで、2位日本の富士山、3位イタリアのヴェネチアが3位に選ばれている。
中国人旅行者が「観光や買い物など旅行先で楽しみたいアクティビティ」の国別ランキングにおいて日本は、美食、リゾート/ビーチ、文化の3つの項目で首位を獲得。さらに、次の旅行先に訪れたい国、観光、買い物、美食、リゾート、バックパッキング、冒険、文化、一生のうち一度は行くべき国の項目すべてでチェックがついたという。また、過去日本へ訪れた中国人旅行者の半数以上(54%)が、一回以上再び日本を訪れたと回答した。