ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。
■5位:華原朋美に7歳年下の新恋人が発覚。事務所公認で早期結婚へ
このところ独身キャラがすっかり板についていた華原朋美(42)に、新たな恋の話が持ち上がった。相手男性は医療関係の事業を展開する実業家で、濃い顔立ちの色黒スポーツマン。昨年11月に食事会で出会い、約1カ月後に交際をスタートさせ、ツーショット目撃談も多いという。6月には2人で伊勢神宮に参拝、7月にはハワイ旅行、今月16日に行われた華原の誕生パーティーでも親密な姿を見せていたようだ。
所属事務所も、「彼女の仕事をよく理解し、その支えともなる器の大きい素晴らしい方だと思っております。所属事務所としても温かく見守りたいと思います」と力強く後押し。近い将来の結婚に向けて障害はなさそうだ。
1998年の小室哲哉(57)との破局、精神面の不調、その後の芸能活動休養。ようやく本格復帰を果たしたあとの2014年には、強烈に求愛された竹田恒泰(40)に二股疑惑が浮上するなど、つらい恋が多かっただけに「幸せな涙を流す姿が見たい」と思っている人は多い。
■4位:高良健吾がカリスマモデル・野崎萌香と一途な4年愛!
『FRIDAY』が高良健吾(28)とカリスマモデル・野崎萌香(26)の熱愛を報道した。8月上旬の夜、目黒区の住宅地を歩いていた2人は、コンビニで買い物を済ませ、“愛の巣”へ帰っていったという。
同誌は4年前にも2人の熱愛を報じていたため、「まだ交際が続いていたことに驚いている」とのこと。その4年間、高良は俳優業が絶好調だったが、熊本地震後のお忍び支援に加え、一途な恋愛と、その好感度はうなぎのぼりだ。
先日、同年代の賀来賢人(27)が榮倉奈々(28)と結婚したばかりであり、昨年結婚した東出昌大(28)と杏(30)も含め、若手俳優が20代後半でゴールインするケースが増えているだけに、高良も続くかもしれない。
■3位:瀧本美織と尾上松也が深夜に急接近! 中目黒の夜
『FRIDAY』は、瀧本美織(24)と尾上松也(31)の親密な様子もスクープ。8月上旬の夜、中目黒でダイノジ・大地洋輔(44)を交えて食事した2人は、深夜0時ごろにダイノジ大地を先に帰らせ、タクシーで都心方向へ向かったという。「何だ、それだけか」と思いそうだが、同誌に掲載された写真が何ともいいムードなのだ。
瀧本と言えば昨年、藤ヶ谷太輔(29)と熱愛報道が流れたばかりだが、すでに別れさせられ、連絡すら取っていないと言われている。つまり、前田敦子(25)を筆頭に女性との噂が絶えない松也が口説くにはもってこいの相手ということらしい。
ミュージカルの共演で意気投合したようだが、大型カップル誕生なのか、それとも週刊誌の勇み足で、縮まりかけた距離が遠くなってしまうのか。いずれにしても、しばらくは会いづらいだろう。
■2位:熊切あさ美がヤクルト・山田の熱愛! 野球ファンからブーイング
『女性セブン』がプロ野球ファンを驚がくさせる熱愛を報じた。「球界史上最強打者」の呼び声高いヤクルト・山田哲人(24)と、熊切あさ美(36)が交際しているというのだ。
山田は年俸2億2000万円(推定)で、24歳という若さもあって、元アイドル、女子アナなどとの噂もあるモテ男。しかし、今回の相手は意外にも、片岡愛之助(44)との愛憎劇でさわがせた12歳年上の熊切だった。
7月下旬の夜、東京ドームでの試合を終えた山田が友人と食事している席に熊切が合流。その後、2人は時間差で山田の自宅マンションに入って行ったという。さらに8月上旬も、山田が試合後の深夜2時ごろにも熊切がマンションを再訪。翌日昼まで一緒に過ごしていたようだ。
熊切は所属事務所を通じて、山田は球団広報を通じて、ともに「友人です」とコメント。しかし、熊切は8月7日の『サンデージャポン』で「最近ひさしぶりにキュンってきた瞬間があって、やっとそういう気持ちを取り戻した」と話していたが、山田のことだったのか。ツッコめばしゃべってしまうタイプだけに、リポーター陣は腕をぶしているだろう。一方、プロ野球ファンたちの間では、球界の宝である山田の相手が熊切であることに「納得できない」という声が続出している。
■1位:まだまだ続くSMAP騒動。元マネージャーが再始動か!?
日本中に衝撃を呼んだ「SMAP解散」のニュースが、いまだ連日報道されている。解散の裏側を探るものだけでなく、冠番組『SMAP×SMAP』の終了、『世界にひとつだけの花』の購入運動再び、稲垣吾郎がラジオで初めて解散に言及など、ネタが尽きることはない。 そんな中で、『FRIDAY』だけが異なる切り口のスクープを報じた。その内容は、ジャニーズ事務所を追われた元チーフマネージャーの動向。そもそも1月のSMAP独立騒動は、メリー副社長と藤島ジュリー景子副社長が元マネージャーを退社に追い込んだことが発端だったと言われているだけに興味深い。
これに嫌気が差した元マネージャーは、芸能関係の仕事から撤退すると宣言したようだが、今回の報道は真逆。7月下旬、元マネージャーは、六本木のホテルで有力キャスティング会社の関係者と会い、1時間以上にわたって話し込んでいたという。
さらに驚くのはその2日後、某ホテルの中華料理店で、Kis-My-Ft2の玉森裕太(26)と合流していたこと。単に玉森に力添えしただけなのかもしれないが、現在も連絡を取っているという事実が明らかになった。
それならばSMAPのメンバーとも連絡を……。特に最も慕っていたとされ、解散へ動いた香取慎吾(39)とは連絡を取っていないのだろうか? このまま無事に9月の契約更新を迎えるのだろうか? それとも元マネージャーが何らかの波乱を演出するのか? まだまだ目が離せそうにない。
□おまけの1本:「藤田ニコルの初キスは小6。ちゃんとしたチュー」
最後に「どうでもいい」脱力系ニュースを1本。藤田ニコル(18)が17日放送の番組で、過去の恋愛経験をセキララに語った。ニコルは、「小6でA(キス)が終わってた。私たち世代なら当たり前のちゃんとしたチュー」「彼氏に対して、私が重くて別れるパターン多い」とぶっちゃけコメント。その恋愛観は、2度の離婚歴がある母親の影響が大きいようだ。母親はその後も2人の恋人と同棲し、浮気やお金を盗られて別れたことを見てきた影響があるのだろう。
ニコルは過去にも、「キスをバンバンやってた」「7人つき合ってます」と話すなど、自虐をブッ込む破滅的キャラであることは間違いない。この手のタレントはバラエティー番組でそれなりに活躍する反面、しゃべるほどモテなくなっていくのだが、ニコルはどうなのか。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。