モスフードサービスは9月13日~11月中旬まで、モスバーガー矢巾(やはば)店(岩手県)考案「じゃじゃ味噌チキンバーガー シャキシャキねぎのせ」と、同・鳴門店(徳島県)考案「パリパリれんこんチキンバーガー 甘辛だれ」の2商品を、モスバーガーにて発売する。

左「じゃじゃ味噌チキンバーガー シャキシャキねぎのせ」、右「パリパリれんこんチキンバーガー 甘辛だれ」(各・税込430円)

これまでモスバーガーでは、日本生まれのハンバーガーチェーンとして、"日本の各地域に根付いたおいしい食べ物を、ハンバーガーにして届けたい"という想いのもと「ご当地メニュー」の開発に取り組んできたという。2015年は、モスバーガーチェーンの加盟店スタッフから「地元の名物」をキーワードにアイデアを募集し、ご当地のからあげをモス流にアレンジした「中津からあげバーガー レモン添え」と「釧路ザンタレバーガー 甘酢たれ」の2商品を販売した。

今回は"選抜!直火焼チキン祭"をテーマに、全国のモスバーガー店舗から直火焼チキンを使った商品のアイデアを募集し、各地域の名物や特産品をモチーフにした229件のメニューが集まった。その中から、盛岡三大麺の"じゃじゃ麺"をイメージした、モスバーガー矢巾店(岩手県)考案「じゃじゃ味噌チキンバーガー シャキシャキねぎのせ」と、れんこん畑にアイデアを得た、モスバーガー鳴門店(徳島県)考案「パリパリれんこんチキンバーガー 甘辛だれ」の商品化が実現した。

「じゃじゃ味噌チキンバーガー シャキシャキねぎのせ」は、盛岡三大麺の"じゃじゃ麺"に使われるじゃじゃ味噌をモス流にアレンジし、直火焼チキンに合わせた。塩などでシンプルに下味をつけた鶏もも肉(一枚肉)は、店舗でじっくりと直火焼きし、皮はパリッとこんがり焼き色をつけ、中はジューシーに仕上げている。

オリジナルのじゃじゃ味噌ソースは豚ひき肉に、タマネギ、シイタケ、ゴボウ、ニンジンなど7種類の野菜に、甜麺醤やコチュジャン、黒酢で味付けをした、ごま油の風味豊かなピリ辛ソースとなっている。長ねぎの食感と具材感のあるじゃじゃ味噌ソースがくせになるハンバーガーとなっているとのこと。価格は430円(税込)。

「じゃじゃ味噌チキンバーガー シャキシャキねぎのせ」応募時の原案 ※実際の商品とは異なる

矢巾店からは、「盛岡三大麺の中では『わんこそば』や『冷麺』ほど知名度が高くない"じゃじゃ麺"にもっとスポットを当てたくて考案しました。旨味と辛味の効いたじゃじゃ味噌とジューシーで皮がパリパリなチキンとのコラボをぜひ味わってください」とのコメントが寄せられている。

「パリパリれんこんチキンバーガー 甘辛だれ」は、レタスの上に直火焼きチキンときんぴらを乗せて、特製の和風甘辛だれをかけ、仕上げにパリパリに揚げたれんこんチップスを乗せた。鶏もも肉(一枚肉)は、店舗でじっくりと直火焼きし、皮はパリッと中はジューシーに焼き上げている。きんぴらは、ごぼうや人参、ぶなしめじなどの国産素材を使用し、甘辛だれとのバランスを考えて薄めのやさしい味付けにした。

和風甘辛だれは、濃口と薄口の2種類の醤油をブレンドし、清酒、本みりん、塩麹に国産ゆずの風味を加え、隠し味の粗挽き唐辛子とブラックペッパーが素材の味を引き立てている。れんこんチップスは、一枚ずつ丁寧にカットし薄衣をつけて揚げ、甘くパリパリとした食感が楽しめるようにした。ジューシーなチキンに、風味豊かな甘辛だれとパリパリのれんこんが絶妙にマッチしたハンバーガーとなっているとのこと。価格は430円(税込)。

「パリパリれんこんチキンバーガー 甘辛だれ」応募時の原案 ※実際の商品とは異なる

鳴門店からは、「毎日の通勤時にれんこん畑の横を車で通っておりとても身近な存在だったため、メインの具材にできないかと思い考案しました。れんこんの食感とチキンの香ばしさをお楽しみください」とのコメントが届いている。