観光庁は8月17日、平成28年4~6月期における「旅行・観光消費動向調査」の結果を発表した。同調査は7月、国民から無作為に抽出した2万5000人を対象に、調査票を郵送で回収し、インテージリサーチが集計している。
国内旅行消費額をみると、国内旅行全体は5兆4,610億円となり、前年同期比8.7pt増加だった。宿泊旅行は4兆503億円(前年同期比9.0pt増)、日帰り旅行は1兆4,107億円(前年同期比7.9pt増)となった。
日本人国内延べ旅行者数をみたところ、国内旅行全体では1億6,708万人(前年同期比8.0pt増)だった。宿泊旅行が8,028万人(前年同期比7.6%増)、日帰り旅行が8,680万人(前年同期比8.4%増)という結果となった。
日本人の国内旅行における一人当たりの旅行単価をみると、3万2,686円(前年同期比0.6pt増)。宿泊旅行は5万452円(前年同期比1.3pt増)、日帰り旅行は1万6,253円(前年同期比0.5pt減)だった。