ソニーは8月18日、新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)にて開発された、複数の家電を1台で操作できるリモコン「HUIS(ハウス) REMOTE CONTROLLER」の専用クレードル「HUIS BLUETOOTH CRADLE」を発表した。発売は8月30日。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,900円前後。

HUIS BLUETOOTH CRADLE。右はHUIS REMOTE CONTROLLERをセットしたところ

HUIS REMOTE CONTROLLERは、赤外線に対応した家電を30台まで操作できるが、今回の専用クレードルを使うことで、BluetoothのHID(Human Interface Device Profile)に対応したセットトップボックスやゲーム機なども操作できるようになる。Bluetooth経由で同時に接続できる機器は1台まで。

クレードルの背面には呼び出しボタンを搭載。ボタンを押すとHUIS REMOTE CONTROLLERから音が鳴り、部屋の中で見当たらなくなったときに探しやすくなる。また、クレードルにHUIS REMOTE CONTROLLERを置くことで、充電も可能だ。電源はACアダプター。クレードルとACアダプターはUSBケーブルでつなぐが、USBケーブルをパソコンにつないでの給電は行えない。

背面の呼び出しボタン

呼び出し中の画面

また、HUIS REMOTE CONTROLLERの操作画面を細かくカスタマイズできる機能も追加。8月30日までに、無料のパソコン向けアプリ「HUIS UI CREATOR」のダウンロード提供を開始する。アプリでは、リモコン画面上のボタンの配置、大きさ、デザインなどを変更したり、背景に自分で撮った写真やイラストを使ったりなど、世界にひとつだけのリモコンをデザインできる。

家電の電源ボタンの表示を手持ちのイラストにしたり、背景に好きな画像を使ったりなど、自由にカスタマイズできる

HUIS UI CREATORで編集した操作画面