生瀬勝久主演のテレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(毎週金曜24:22~)がクランクアップしたことが18日、分かった。
同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、柄本演じる就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまう。
生瀬は撮影を「弾丸で一気に撮った」と振り返り、「まだ4回までしか放送されていませんが、多くの方に見ていただけているというのは心強いですし、知り合いからも面白いと評判ですので、嬉しいです」と喜びを語った。
”夜食テロ”と言われる料理シーンが話題だが、生瀬自身も「ほとんどの料理をプライベートでも作ってみて、家族や友人に振る舞いました」と明かし、特に「第1話に登場した『冷凍枝豆とちくわのかき揚げ風』は、調理自体も簡単ですし、おいしくて評判が良かったです」とお気に入りメニューを紹介した。
柄本は主演の生瀬について「すごく優しい方なんですけど、チクリと刺すような部分もあって、そこが魅力的で素敵だなと思っています」と持論を展開。お気に入りの料理は「さんまの蒲焼きたまご丼(今後の放送回で登場)」、おかず部門では「軟骨入り餃子(第2話に登場)」と、2つの部門に分けて選出した。
紅一点の内田理央は「大学生の男子3人に囲まれていましたが、仲間の1人として対等な立場になれるよう、心がけました」と役作りを語る。撮影を終えた現在、一番好みなのは柄本演じる良太になったと話し、「皆いい人ですけど、いざという時に助けてくれるのは良太だなと思いました」と理由を説明した。
生瀬の部下・火野を演じた三浦誠己は「40歳にして初めて連続ドラマのレギュラーを務めさせていただきました」としみじみ。「生瀬さんには、直接的な言葉ではないですけれど、本当に色々なことを姿勢から学ばせていただき、光栄に思っています」と感謝のコメントを寄せた。
(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会