エレクトロラックス・ジャパンは8月17日、初の調理家電シリーズ「マスターピース・コレクション」から、ミキサー2機種を発表した。発売は8月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は、カップタイプの「EBR9804S」が68,000円前後、スティックタイプの「ESTM9804S」が38,000円前後となる(いずれも税別)。
マスターピース・コレクションは、同社の業務用調理器具で蓄積したノウハウを、家庭用調理器具に活かしたプレミアムシリーズ。
カップタイプのミキサー「EBR9804S」
カップタイプのミキサーEBR9804Sは、テーブルに置くだけで自然にカップ部が10度傾斜する「パワーティルト」を採用している。食材を混ぜたり、泡立てたりする際、自然に容器を傾ける動作を再現しており、重力と対流を利用して食材が常にブレードと接触するよう設計されている。
カップ内には砕く・カットする・刻むを同時に行う6枚のブレードを搭載。ブレードはチタンコーティングされており、一般的なステンレスブレードよりも切れ味が3倍長続きするという。また、強力なモーターを組み合わせることで、食材の温度上昇を抑えて素早い調理が可能としている。
本体前面の操作パネルには、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用。オートプログラム機能を搭載しており、スムージーなどを自動で作れる。さらに、仕上がりまでの時間をLEDディスプレイに表示できる。本体サイズはW190×D254×H406mm、重量は4.4kgで、カップの定格容量は1,500ml。
スティックミキサー「ESTM9804S」
ハンドブレンダー型のESTM9804Sは、3枚の刃を配置した「トリプルブレード」を採用。カップタイプと同じく、ブレードにチタンコーティングを施している。ブレードのまわりには、4本の脚が刃を覆うように囲む「オープンフットデザイン」を採り入れ、食材の飛び散りを防ぐ。モーターには350Wのパワフルモーター使用し、「混ぜる」「刻む」「つぶす」といった作業を滑らかに行える。さらに、多段階の回転スピード調節機能のほか、ターボモードも搭載。
本体サイズはW67×D60×H430mmで、重量は2.3kg(サイズ重量ともにアクセサリーを含む)。食材を攪拌するブレンダーのほか、フードプロセッサーとして使用できる「ミニチョッパー」、攪拌部が2本ついた「ダブルウィスク(泡だて器)」、収納に便利なスタンドが付属する。