デルは17日、拡張性に優れたコンパクトデスクトップPC「New XPS タワー」を発売した。BTOに対応し、最小構成価格は109,980円(税別)。
少ない手順でシャーシにアクセスできるスイングアウト型の電源ユニットを採用し、メモリやストレージなどを増設しやすい設計とした。グラフィックスカードはフルサイズ仕様のものを増設でき、ストレージは最大4台を内蔵可能。PCI Expressスロットへのアクセスもツールレスで行える。
側面の通気口から吸気してグラフィックスカードとCPUなどを冷却するほか、別の通気経路で電源ユニットを冷却。エアフローを最適化し、最大負荷時でもすべてのシステムコンポーネントを冷却し、安定した動作をサポートするとしている。熱制御ファンの搭載で静音性も高めた。
最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB×2、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 730(2GB)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはWindows 10 Home 64bit。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1×1、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI×1、DisplayPort×1、SDXCメモリーカードスロットなど。本体サイズはW180×D356×H386.5mm、重量は約10kg。