”ギネス”こと英Guinness World Records(ギネス世界記録)は、スマートフォン向けゲームアプリ「Pokemon Go」が5分野で世界記録を達成したと認めた。7月に米国や豪州で最初にスタートし1カ月で、売り上げ、ダウンロード数などで過去最高のゲームアプリだと認定された形だ。

Nianticとポケモンのコラボレーションにより開発され、7月6日に一部地域でローンチされたPokemon Goは、スマートフォンのカメラと位置情報、AR(拡張現実)技術を利用して、ポケモンを探したり、育てることができるゲーム。AndroidとiOSに対応し、各アプリストアより入手できる。ダウンロードは無料だが、アプリ内課金の仕組みをとる。

「Pokemon GO」プレイ画面イメージ

Guinnessは今回、以下の4分野において開始後1カ月のゲームアプリ世界記録達成を認めた。

  • 売上高

開始後1カ月での売り上げは2億650万ドル。それでも韓国などスタートしていない市場がまだある。

  • ダウンロード数

世界でのダウンロード数は1億3,000万件。これは、フィリピンの人口よりも3,000万人多く、ロシアの人口より1,000万人少ない数。

  • 各国での同時1位数(ダウンロード)

世界70カ国で同時にダウンロードランキングで1位をマーク。

  • 各国での同時1位数(売上高)

世界55カ国で同時に売上高の1位をマーク。

また、Pokemon Goは開始後20日で売上高1億ドルを達成している。売上高が1億ドルに達するまでの期間が最短であることも世界記録として認められている。