日本マイクロソフトは12日、米国時間8月2日にリリースされたWindows 10の大型アップデート「Anniversary Update」インストール後に不具合が発生する可能性があることを、マイクロソフトのコミュニティページで紹介した。
不具合の内容は、Anniversary Updateインストール後に、パーティションがファイル エクスプローラに表示されないというもの。「ディスクの管理」でパーティションを表示すると、RAW/未割り当て領域として表示される現象が少数ユーザーから報告されているという。
米Microsoftは問題を認識しており、不具合を解決する修正プログラムをWindows Update経由で配信する予定。パーティション内のデータは表示されないだけで保存されており、修正プログラムが待てない場合はAnniversary Updateをアンインストールする解決策を勧めている。
Anniversary Updateのアンインストール方法は、Windows 10のスタートボタンから、「設定」>「更新とセキュリティ」>「回復」を開き、「前のビルドに戻す」項目の「開始」を選択する。ただし、「前のビルドに戻す」オプションは、Anniversary Update適用から最大10日間有効となり、10日以上経過した場合は修正プログラムがリリースされるまで待つ必要がある。