女装家でタレントのミッツ・マングローブが14日深夜、自身のブログを更新。SMAPの解散について言及した。

女装家でタレントのミッツ・マングローブ

SMAPファンを公言するミッツは、「私個人の私見と推測でしかありませんが」と前置きした上で、SMAP解散について「どうにかしようと時間をかけて、あらゆる手を尽くし、気持ちを整えたり、交わしたり、探ったりした結論なのだと思います」と推測。「SMAPは、どう転んでもSMAPで居続けるのだろうと、世間に思わせ続けてきた、その圧倒的な存在も、こうして終わりを迎えるんだという諸行無常の現実」と続け、「SMAPだったからこその、『解散』という皮肉な運命。そんなことを感じました」とつづった。

そして、「何が何でも、今まで通りの、『泣く子も黙るSMAP』で在り続ける必要はないと思う一方で、やはり天下を極めた彼らとしては、『変形してしまった自分たち』を晒していくことは、受け入れ難かったのかもしれません」と予想。「『下手な姿は見せたくない』と思うのは、お客さんに対しての最後の仁義でもある」との考えを示した。

ミッツとしては「どんな状態であろうと、あの5人が揃うだけで、とてつもない値打ちがあると思っていますし、むしろそれがどこまで続くのかを見届けたいと思っていました」というも、「それは消費する側のエゴであり、こちらが捨てるも自由、あちらが身を引くも自由、そういう関係の上で成り立っているのが客商売」と意見。「物分かりの良さそうなことを言っていますが、今日は早朝から夜まで、ずっと山奥で撮影をしていたため、SMAPについては、極力考えないようにしていました」と加えた。

さらに、「彼らの曲を聴きながらの帰りの新幹線、中居くんと香取くんの歌声が、やけに切なく聴こえてきました」とつづり、「特に、『BANG!BANG!バカンス!』の、『男前だよ木村く~ん』(慎吾ちゃんのソロパート) 『Mistake!』の、『安心をさせたって心配をかけたって新鮮な関係が続くわけじゃない』(中居くんのソロパート)」と説明。「コンサートで、『シャレオツ』を唄う5人が見たかった。『全然問題ないって ホントに問題ない』って」と吐露し、「大晦日だけでもいいから、どうかもう一度!」と願いを込めた。