お盆休みに帰る夫の実家は、慣れない環境で何かと気を遣うことも多い。義父母と良好な関係を築こうと思いながらも、「正直、気が重い……」と感じてしまうことがあるのではないだろうか。
そこで今回は、マイナビニュース会員のうち子どもを持つ女性300名に、帰省に関しての本音を聞いてみた。
Q.義父母の家に帰省する際、正直「気が重い……」と感じてしまうことは?
1位「することがない」(27.5%)
2位「義父母との会話」(19.5%)
3位「部屋が汚い」(11.0%)
4位「料理を手伝う、準備する」(7.0%)
4位「夫が何もしなくなること」(7.0%)
5位「義兄弟・姉妹との会話」(6.5%)
Q.具体例やエピソードを教えてください。
■することがない
・「お客さまでもなく、でも自分の家でもないので自由に行動しづらいから」(48歳/その他/その他・専業主婦等)
・「主人は自分の実家だからいいが、私はくつろげないし、することがない」(27歳/その他/その他・専業主婦等)
■義父母との会話
・「『あれ』が多すぎて何を言っているのか分からない時があり、会話を理解するのが大変だと感じることがある」(32歳/ソフトウェア・情報処理/その他・専業主婦等)
・「同じ事をずっと繰り返し話すので、少し疲れてしまいます」(39歳/その他/その他・専業主婦等)
■部屋が汚い
・「物が多く、片付いていない様子が分かると気になってしまう」(43歳/その他メーカー/事務・企画・経営関連)
・「自分は物が散らかっているのが我慢できない性格で、義父母の家はそうではないので、気になってしまう」(39歳/その他/販売・サービス関連)
■料理を手伝う、準備する
・「料理の手順が違うので、合わせるのが難しい」(40歳/その他/その他・専業主婦等)
・「味付けの好みの違いが気になってしまう」(37歳/その他/その他・専業主婦等)
■夫が何もしなくなること
・「夫が自分の部屋に行ったきりしばらく帰ってこず、気を遣いました」(31歳/その他/その他・専業主婦等)
・「私が家事を手伝っている時に、子どもの面倒を自分の父親や妹に任せ、携帯電話をいじったり、テレビを見ていたりするので」(32歳/その他/その他・専業主婦等)
■義兄弟・姉妹との会話
・「自分の実家の悪口を言われたことがあり、つらかった」(24歳/食品/販売・サービス関連)
・「主人の家族は無口なので、何を話していいか分からないこと」(32歳/証券・投資銀行/事務・企画・経営関連)
■総評
調査の結果、最も多かったのは「することがない」(27.5%)という問題だった。自分の家ではないためくつろげず、外出しようにも地元ではないためあまりあちこちには行けず、時間を持て余してしまう人が多いよう。「暇が一番疲れる」という意見も寄せられていた。
2番目に多かったのが「義父母との会話」という回答。年代も価値観も異なる義父母との会話は、スムーズにいかないことも多いのかもしれない。子育てや食生活、家族の健康に関することで意見の食い違いが起きてしまうという意見も多かった。また、「会話が続かず無言になる」「方言が聞き取れない」といった悩みもあるようだった。
ほかにも、「孫を甘やかしすぎる」「お風呂が2日に1回しかない」といったさまざまな声が寄せられた。
どんなに良い義父母であっても、普段過ごす家とは違う環境は、気疲れが多いもの。無理をしてストレスをためすぎないよう、くれぐれも注意してほしい。
調査時期: 2016年7月15日~2016年7月25日
調査対象: 子どもを持つマイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません