ASUSTeK Computerは12日、NVIDIA GeForce GTX 1070を搭載するグラフィックスカード「ROG STRIX-GTX1070-8G-GAMING」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は62,500円(税込)前後。

ROG STRIX-GTX1070-8G-GAMING

7月8日に発表された「ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING」(オーバークロックモデル)の兄弟機。ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMINGはコアクロックが1,632MHzだが、今回のROG STRIX-GTX1070-8G-GAMINGは定格の1,506MHzとなる。

冷却システムには、ヒートパイプをGPUに密着させたトリプルファン構成の「DirectCU III」クーラーを採用。冷却ファンは「ウイングブレードゼロノイズファン」×3基で、リファレンス設計のクーラーと比較して最大で30%、冷却性能が向上している。GPUの温度が低いときにファンを停止する機能も搭載。

本体表側のファン周辺と裏側のR.O.G.ロゴはLED発光に対応し、付属ソフトによって発光を制御できる。リアルタイムでのハードウェアモニタリングとオーバークロックが可能なツール「GPU Tweak II」と、ゲーム動画の配信などが可能な「XSplit Gamecaster」などが付属。全機能を使える1年間のPremiumライセンスも同梱。

主な仕様は、コアクロックが1,506MHz、CUDAコア数が1,920基、メモリスピードが8Gbps、メモリは256bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×2、DVI-D×1、DisplayPort×2。補助電源は8ピン×1。本体サイズは約W298×D134×H40mm。