ASUSTeK Computerは12日、Intel X99チップセットを搭載するオーバークロッカー向けExtendedATXマザーボード「ROG RAMPAGE V EDITION 10」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は73,000円前後(税込)。

ROG RAMPAGE V EDITION 10

2016年で10周年を迎えるR.O.G(Republic of Gamers)シリーズの記念モデル。PCゲーマーやオーバークロッカー向けに特別設計されており、チップセットにはIntel X99を採用。CPUソケットはLGA2011-v3完全互換の独自ソケット「OC Socket」で、通常ソケットよりも正確な電圧を供給することで動作を安定させているという。

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また、正確な電力供給を行うデジタル電源回路「Extreme Engine Digi+」を搭載。オーバークロック時の安定性を高めた。オーバークロック時にPCを確実に再起動させる「ReTryボタン」や、CMOSをクリアせずにクロック設定を安全な状態にして再起動する「Safe Bootボタン」などを装備する。強化型USBポート「TrueVolt USB」は、複数のデバイスを接続したときの安定性を向上させている。

マザーボード各所にはLEDを配置し、付属ソフトによって発光を調節可能。設置箇所は、R.O.G.ロゴ×2、バックパネルカバー、オーディオカバー、拡張スロットのロック部分、マザーボードの背面など。

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USB DAC「SupremeFX Hi-Fi」を付属

そのほか、PCI Expressスロットに金属を使い強度を増した「SafeSlot」、一般的なキーボードのF1~F10キーにマクロ機能を追加する「KeyBot II」、ファンコントロール機能「Fan Xpert 4」などを搭載する。バックパネルはマザーボード一体型で、5.25インチベイに取り付けて使用するゲーム用USB DAC「SupremeFX Hi-Fi」も付属。

■主な仕様
ソケット LGA2011-v3
チップセット Intel X99
メモリ DDR4-2133(O.C.)~3333(O.C.)×8(最大128GB)
拡張スロット PCI Express (3.0)x16×4、PCI Express (2.0)x4×1、PCI Express (2.0)x1×1
ストレージ SATA 6Gbps×10、M.2×1、U.2×1
RAID 0 / 1 / 5 / 10
ネットワーク Gigabit Ethernet×2(Intel I218V、I211-AT)、IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0
サウンド ROG SupremeFX 8ch HD Audio
フォームファクタ ExtendedATX
そのほか USB 3.1 Type-A×2、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×8、USB 2.0×6など
発売日 8月12日
店頭予想価格 73,000円前後(税込)