女優の前田敦子が、20日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』で、同シリーズ初主演を務めることが12日、明らかになった。
前田が主演を務めるストーリーは「夏の知らせ」。単純なホラードラマというよりも、父の愛がテーマの"泣けるホラー作品"となっており、恐怖の叫び声とは違った形の怖さを表現する。その父親役を演じる鹿賀丈史にも注目だ。
小さい頃から『ほん怖』を楽しみに見ていたという前田は「私にとって夏休みの思い出として記憶に残っている作品です。怖いので、見る前にお風呂に入ってすぐに寝られる準備をしてから見ていました」と振り返る。今作については「ご覧になってくださる皆さんにとっても、2016年の夏の思い出になったらいいなと思います」と呼びかけた。
前田に出演依頼した後藤博幸プロデューサーは「2011年に連続ドラマでご一緒して以来、いつか『ほん怖』でご一緒したいと思っていました」と念願のキャスティング。「アイドルから完全な一人の女優となり新たな輝きを放っている前田敦子さんに、今回の怖さの中にも切なさがにじみ出る難しい役をぜひ演じていただきたいと思い、お願いいたしました」と期待を寄せている。