オーディオテクニカは8月9日、「SOUND ASSIST」シリーズより、テレビの音声を手元で聴ける赤外線コードレススピーカー2機種を発表した。発売は8月26日。価格はオープンで、推定市場価格は「AT-SP450TV」が10,000円前後、「AT-SP350TV」が9,000円前後(いずれも税別)。

AT-SP450TV

AT-SP350TV

SOUND ASSISTは、「しっかり聞けるを日常に。」をコンセプトとした製品シリーズで、暮らしに関わる音の問題を解決するスピーカーやヘッドホンを展開している。

AT-SP450TVは、テレビスピーカーとしての使用を想定。スピーカー本体に受信機を内蔵し、テレビ側に設置する送信機と赤外線で通信して音声を届ける。スピーカー本体には、「かんたんリモコン」を装備し、テレビの電源のオンオフや音量、選局などを操作できる。

ナレーションやセリフなどを聴き取りやすくする「はっきり音」機能を搭載。はっきり音のレベルは2段階で調整できる。また、52mm径のスピーカーを上向きに配置することで、音声の聴き取りやすさに配慮している。一定時間テレビ音声の入力信号がない場合、AT-SP450TVの電源を自動で切る「自動電源オフ」も搭載している。

スピーカーの電源は単3形アルカリ乾電池×4、単3形ニッケル水素電池×4、ACアダプターのいずれか。最大伝送距離は約7m、単3形アルカリ乾電池による連続再生時間は約40時間、単3形ニッケル乾電池による連続再生時間は約30時間となっている。サイズはW160×D160×H110mm、重量は約490g。送信機は、電源がACアダプター、サイズがW104×D68×H28mm、重量が約90g。

AT-SP350TVは、AT-SP450TVからテレビ操作用のかんたんリモコンを省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ同じだが、重量が約470gとなっている。