ローランドは日本市場における新規事業として、音楽や楽器と親和性の高い海外ブランド製品の輸入販売を、9月下旬に開始する。取り扱うブランドは、「Aston Microphones」(アストン・マイクロフォンズ)、「Audiofly」(オーディオフライ)、「Munro Sonic」(ムンロ・ソニック)。

ローランドが海外ブランド製品の取り扱いを開始

Aston Microphonesは、2015年に英国で設立した、コンデンサーマイクの開発や生産に携わるメーカー。大量生産品とは一線を画した「全く新しいマイクブランド」を作り上げるべく、James Young氏が創設。マイクについては、開発・デザイン・生産を全て英国で行い、「Built in Britain」をうたっている。ローランドではコンデンサーマイク2機種とリフレクションフィルターを扱う。Aston Microphonesの製品が日本国内に流通するのは初めてのことだ。

Audioflyは、2010年に設立したオーストラリアのメーカー。ミュージシャン視点でのイヤホン・ヘッドホン開発を行っており、製品には伝統的なデザインを採り入れつつ、最新技術や素材を使用している。ローランドでは、インイヤモニター4機種、イヤホン4機種、オーバーイヤーヘッドホン1機種を取り扱う。

Munro Sonicは、ニアフィールドモニターを開発するメーカーで、2011年に英国にて設立した。創業者は、スピーカー設計技師のAndy Munro氏と、音響機器を販売する英国Sonic Distribution社のJames Young氏。ニアフィールドモニター「EGGシリーズ」は、英国で開発・デザイン・生産の全てを行っている。ローランドでは、ニアフィールドモニター2機種を販売する。