米Googleは8月8日(現地時間)、「Wi-Fiのみ」モードとSDカードへのデータ保存を追加するAndroid用「マップ」アプリのアップデートの提供を開始した。
「Wi-Fiのみ」モードは、Wi-Fi接続時のみにデータの送受信を行うモードだ。モバイルデータサービスの使用を制限したい時や、モバイルデータサービスへの接続が不安定な時などに役立つ機能になる。利用するにはマップ・アプリで「設定」を開き、「Wi-Fiのみ」を有効にする。同モードが有効になると、マップの利用はWi-Fi接続時、または「オフラインエリア」として端末にマップデータをダウンロードした地域に利用が限られる。
オフライン時にもマップ・アプリを使用できるオフラインエリア機能の提供が始まってから、あらかじめ目的地のマップデータをダウンロードしておくユーザーが増えているが、内蔵ストレージが小さな端末だと容量が不足する可能性がある。マップデータをSDカードに保存しておくことでより多くの場所をダウンロードできるようになり、また写真などに内蔵ストレージの空き容量を取っておける。