メドピアはこのほど、「夏休みの取得予定日数」についてのアンケート結果を発表した。同調査は7月11日~17日、医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」会員医師4,050人を対象にインターネットで実施したもの。

夏休みの取得予定日数

夏休みはどのくらい取得できそうか尋ねたところ、最多回答は「5~6日」(29.6%)であった。次いで多かったのは「3~4日」(27.5%)となり、合わせて半数以上の医師が「3~6日」夏休みを取得する予定であることがわかった。「7~9日」は17.4%、「取らない(取れない)」は12.5%、「1~2日」は9.5%、「10~14日」は2.6%、「15日以上」は0.9%だった。

「5~6日」と回答した医師からは、「日ごろ休日もろくにないだけに、夏休は全員必ずとらせる」(50代、産婦人科)、「あまり長いと同僚の医師に負担がかかる」(40代、整形外科・スポーツ医学)、「病院の規定で、夏休み3日に年休2日の5日と決まっている」(50代、麻酔科、男性)などの声が寄せられた。

「3~4日」と答えた医師の中には「もっと取りたいですが、後(休み明け)が大変なので躊躇(ちゅうちょ)する」(50代、一般内科)、「手術する外科医師は術後患者がいつもいるので、連続休暇はとりにくい」(50代、一般外科)など、もっと休暇を取りたいが、長期の休みがとりづらいという声もあった。

「7~9日」と回答した医師の意見は、「これぐらいは休まないとリラックスできません」(30代、泌尿器科)、「他のスタッフとの交渉次第で9日間に延長も可能」(40代、脳神経外科)といったものだった。

一方、「取らない(取れない)」と回答した医師からは「産科の一人部長なので休めない」(50代、産婦人科)、「24時間365日待機の田舎の麻酔科医なので夏休みはない」(30代、麻酔科)、「非常勤勤務なので夏休みはありません」(60代、小児科)などのコメントが寄せられた。