トライベック・ブランド戦略研究所は8月9日、企業のサポートを評価する「顧客サポート調査2016」の結果を発表した。調査は6月9日~17日、17分野、119企業・サービスのサポートサイトおよびコールセンターについて、利用経験者による評価を行ったもの。20歳~69歳までの一般消費者を対象にインターネットで行い、有効回答数1万人を集めた。

サポートサイトの評価が高かった1位には、「オルビス」が選ばれた。

「顧客サポート調査2016」サポートサイト部門 評価指数ランキング(上位20位)

化粧品通販・健康食品通販分野では「口コミ情報」へのニーズが非常に高いが、オルビスでも口コミコミュニティ「みんなの口コミ」を通じて口コミ情報の発信に取り組んでいる。また、各商品ページに該当商品に関する口コミやQ&Aへのリンクが設けられており、ユーザーの動線が意識されたサイト構成となっている。

「ユーザーのニーズに沿った情報を適切に提供する有益なサイトとして、高評価に繋がったものと考えられる」と調査では分析している。

次いで2位「住信SBIネット銀行」、3位「ジャパンネット銀行」、4位「アテニア」、5位「富士フイルム」、6位「味の素」、7位「キヤノン」、8位「新生銀行」、9位「ファンケルオンライン」、10位「ソニー銀行」、11位「サントリー」、12位「楽天証券」、13位「ゆうちょ銀行、14位「資生堂」「JACCSカード」、16位「花王」、17位「カゴメ」、18位「任天堂」、19位「キユーピー」「カシオ」だった。上位には化粧品通販・健康食品通販、金融機関が多く並んだ。