マイナビは8月9日、「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表した。調査は7月27日~31日、2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生1,129名を対象に行われた。
今シーズン就職活動を行った学生の間で流行した「就活ワード」を聞くと、1位「サイレント」(選考の結果や来ると思っていた通知が来ないこと)、2位「お祈り」(選考に落選すること、不採用通知の「今後のご活躍をお祈りしております」という一文から)、3位「NNT」(内々定と内(々)定が無いことを掛けた「無い内定」の略)、4位「オワハラ」(「就活終われハラスメント」の略、企業が内定を出した学生に対して就職活動を終わるよう圧力をかけること)、5位「ガクチカ」(面接でよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の略)となった。
ランク外の特徴的な用語としては、「御社」(志望(受験)企業のこと、SNS等で企業名を言わずに就職活動のことを表現する際使う)、「ソロ活」(友人等との情報交換や相談をせず、基本的に一人で就活を行うこと)、「バカンス」(就活を終えたが就活生を装い研究室をさぼること)、「我が社、弊社」(自分の内定先の企業)、「親NG」(親族からNGが出て内々定辞退をし、就職活動を再開すること)、「ブッチ」(選考の無断欠席)、「クラッシャー」(グループワーク・グループディスカッションで非常識な行為やマナー違反を行う人のこと)、「キチョハナ(カンシャ)」(貴重なお話ありがとうございます、の略)、「サイレント辞退」(内定をしたが入社しないと決めた企業からの連絡を無視したり、着信拒否したりすること)などがあった。