ナリス化粧品はこのほど、「年齢に対する意識や、メイクやファッションに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月22日~24日、30~60代の既婚・子有りの女性2,204人を対象にインターネットで実施したもの。
自分自身の外見について、実年齢と比べて若いか若くないかを質問したところ、約56%が「実年齢より若い」と回答した。実年齢と比較した平均値は、-4.9歳だった。自分自身の気持ちについて、実年齢と比べて若いか若くないか聞くと、約64%が「実年齢より若い」と回答。実年齢と比較した平均値は-7.7歳となっている。
一方、身体においては、約34%しか実年齢より若いと思っている人はおらず、若さに自信がない傾向にあることがわかった。
自分自身の外見について、「おばちゃんである」か「おばちゃんではない」かを質問したところ、40~60代では「おばちゃんである」と答えた人が「おばちゃんではない」を上回った。しかし30代では、「おばちゃんではない」と答えた人が56.0%で「おばちゃんである」の28.7%を大幅に上回っている。
"おばちゃん"と呼ばれることに対して抵抗感があるかどうか尋ねると、「抵抗がある」「どちらかと言えば抵抗がある」は、30代は61.9%、40代は43.9%、50代は33.0%だった。
「おばちゃんと呼ばれることに抵抗がある」と回答した30~40代の主婦222人にその理由を聞いたところ、「おばちゃんと呼ばれ慣れていないから」という回答が最も多かった。2位は、30代が「おばちゃんと思っていないから」、40代が「おばちゃんと認めたくないから」となっている。
おばちゃんだと思う外見のポイントを聞いたところ、1位は「だらしなく太っている」(56.3%)、2位は「服がダサい(デザインが古いなど)」(50.9%)、3位は「メイクが古い・濃いなど時代に合っていない」(38.7%)だった。
おばちゃんだと思う行動について聞くと、「並んでいる列に割り込む」(57.7%)が圧倒的に多かった。2位は「大きな声で話す」(35.6%)、3位は「同じ話を何度もする」(35.1%)となっている。