東京商工リサーチは8月5日、国内銀行の「平均年間給与」調査の結果を発表した。同調査は2016年3月期、国内銀行94行を対象に、各金融機関が有価証券報告書等に記載している平均年間給与より算出している。

国内銀行における2016年3月期の平均年間給与(基本給与+賞与・基準外賃金)は、622万2,000円だった。前年の620万5,000円から1万7,000円増加し、2013年3月期から4年連続で上昇した。

業態別にみると、「大手行」が754万3,000円(前年比0.04%増)で最多となった。次いで「地方銀行」が638万9,000円(前年比0.2%増)、「第二地銀」が564万6,000円(前年比0.4%増)となり、全業態で前年を上回った。

国内銀行 平均年間給与

従業員の平均年齢年代別に平均年間給与トップをみると、40歳以上が「東京スター銀行」で平均年齢40.8歳、821万7,000円。39歳以上40歳未満が「静岡銀行」(平均年齢39.3歳、766万2,000円)、38歳以上39歳未満が「七十七銀行」(平均年齢38.6歳、745万6,000円)、38歳未満が「三井住友銀行」(平均年齢36.5歳、830万1,000円)となった。