野菜や果物をまるまるミキサーにかけて作るスムージーは、手軽に食物繊維やビタミンCなどの栄養素を摂取できることで人気を得ている。具材にはリンゴやバナナ、ホウレン草などさまざまだが、中には「なぜこれをスムージーにした!?」と言わざるを得ないものもある。それは、「サーモンスムージー」だ。

サーモンがスムージーに!?

この「サーモンスムージー」は、東邦物産が取り扱う「南極☆(スター)サーモン」をスムージーにしたメニュー。8月4日より、東邦物産と東京都港区にある「筋肉食堂」がコラボレーションし、同店で食事を注文すると無料でサービスするキャンペーンを開始した。

東京都港区にある「筋肉食堂」で食事をすると無料で「サーモンスムージー」が飲める

スムージーの原材料となる「南極☆(スター)サーモン」は、チリから日本まで一度も冷凍せずに運ぶことに成功した生アトランティックサーモン。刺し身を実際に食べてみると、その身は柔らかく、すぐにとろけてしまった。脂がたっぷりと乗っており、サーモンの甘味をたっぷり堪能できる。

「南極☆(スター)サーモン」の刺し身はこってりとした濃厚な甘味を堪能できる

なぜこの「南極☆サーモン」をスムージーにしたのか、東邦物産の広報担当に聞いたところ、「南極☆サーモンを同社が日本で展開開始したのが2016年の4月。このサーモンを各家庭で楽しんでもらえるようにメニューを開発したのがきっかけです。一度も冷凍しないサーモンは、冷凍したものに比べて臭みが非常に少ないので、それを体験してほしいということでスムージーにしました」とのこと。

薄ピンク色のスムージーは初めて見るかもしれない

では、実際に飲んでみよう。運ばれてきたサーモンスムージーは、薄ピンク色と華やか。表面にディルが浮いており、香りはすっきり。恐る恐る口を付けてみると、冷製スープのようなあっさりとした味わいで驚いた。それもそのはず、このスムージーは表面をあぶった「南極☆サーモン」と一緒に、コンソメやタマネギ、トマトジュースなどをミキサーにかけたものだからだ。トマトの酸味とコンソメのコクが絶妙なバランスになっており、後味には刺し身のときに感じたサーモンの甘味が残った。

後味にサーモンの甘味を感じる、あっさりとした冷製スープのようだ

サーモンのスムージーと聞いた時は耳を疑ったが、実際に飲んでみるとサーモンのうま味を新しい形で堪能できた。8日までのキャンペーンなので、気になる人はお早めに。なお、このスムージーのレシピは、「南極☆サーモン」特設サイトで公開している。