一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は8月4日、「2016年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」(最終集計)を発表した。

「2016年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」(最終集計)

回答した141社の組合員平均は、90万5,165円で前年比1.46%増。4年連続の増加となった。

業種別に見ると、「自動車」が最高額で106万5,091円(前年比3.45%増)。そのほか「繊維」「紙・パルプ」「化学」「電機」「私鉄」は前年から増加し、「非鉄・金属」「ゴム」「セメント」「鉄鋼」「造船」は減少した。製造業平均は93万6,353円(前年比1.94%増)、非製造業平均は79万2,213円(同0.09%増)だった。

調査対象は原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手245社。20業種177社(72.2%)で妥結しているが、このうち36社は平均額不明などのため集計より除外している。