Samsung Electronicsは8月2日、Galaxyスマートフォンを装着して使用するVRヘッドセット「Gear VR」の新モデルを発表した。

直径42ミリの大きなレンズを備え、視野角が101度に広がった。また本体の色が光の反射を防ぐブルーブラックに変更され、使用時の没入感が向上しているという。

本体カラーがブルーブラックになったことで、よりシャープで統一感のある外観になった

側面にホームボタン、戻るボタン、タッチパッドが並ぶ。新たに設けられたホームボタンからはOculus Homeに直接アクセスできる。またGear VRブラウザを使うことで、ゲームやビデオ、教育アプリなど300を超えるVRアプリ、様々な2D・3Dコンテンツにアクセスできる。

側面にタッチパッド、ホームボタン(上左)、戻るボタン(上右)

Gear VRにスマートフォンを接続するホルダーには、USB Type-CとMicro USBの2種類のアタッチメントが用意されている。2日に発表されたGalaxy Note7のほか、S7、S7 edge、Note5、S6、S6 edge、S6 edge+など、幅広いGalaxyスマートフォンをサポートする。また外部USBポートが用意されており、使用時にスマートフォンを充電したり、サードパーティのUSBデバイスの接続に利用できる。

Galaxyスマートフォンとの接続はUSB Type-CとMicro USBをサポート

本体サイズは207.8×122.5×98.6ミリ、重さは345グラム(フロントカバーなしで312グラム)。加速度センサー、近接センサー、ジャイロメーターなどを備える。