パナソニックは8月2日、加湿空気清浄機「F-VXM90」および「F-VXM70」を発表した。発売は9月15日で、価格はオープンだ。市場想定価格は、F-VXM90が91,000円前後(税別)、F-VXM70が67,000円前後(税別)。

木目調

ホワイト

F-VXM90

同社の調査によれば、約6割のユーザーが花粉除去を目的に、加湿空気清浄機を利用しているという。だが、空気が乾燥しスギ花粉の飛散する2月から4月にかけての時期以外は、あまり利用しない家庭も多い。今回、日本全国の花粉を一年中除去できる製品として、花粉対策を重視した「F-VXM90」および「F-VXM70」を市場に投入する。

F-VXM90に新搭載した「ナノイーX」は、花粉などへの抑制効果があるOHラジカルを従来の「ナノイー」と比較して約10倍生成可能。飛翔する花粉はもちろん、床やカーテン、衣類に付着した花粉も、地域や季節に関係なく一日中無力化する(パナソニック調べ。実際の使用空間における実証結果ではない)。ナノイーXは、しみついたニオイの脱臭性能も高く、例えばタバコ臭ならば従来比10倍の早さで脱臭可能だ。

新モデルの両機種とも、舞い上がりを低減して花粉除去性能を向上する「ダブルフロー花粉撃退気流」を採用。新形状のツインルーバーで空気を左右2本の気流に分けて送り出す機能で、F-VXM90は従来比約2倍、F-VXM70は従来比約1.5倍の花粉除去性能を実現した。さらに、従来の「花粉撃退モード」をより細かく制御する新しい「花粉撃退モード」を搭載し、「ニオイ・けむり」「PM2.5」「ハウスダスト」「花粉撃退」の4種類の気流制御を行う。

木目調

ホワイト

ブラック

F-VXM70

いずれもインテリアにマッチする木目調デザインのほか、F-VXM90はホワイト、F-VXM70はホワイトとブラックも用意する。

F-VXM90の本体サイズは、W398×D268(下部含む309)×H640mm、重量は約12.1kg、タンク容量は約4.0L。空気清浄運転の適用床面積は40畳(66平方メートル)、加湿空気清浄運転の適用床面積は35畳(58平方メートル)、最大風力は7.6立方メートル/分、運転音は25~54dB。

F-VXM70の本体サイズは、W398×D238(下部含む279)×H640mm、重量は約10.3kg、タンク容量は約3.2L。空気清浄運転の適用床面積は31畳(51平方メートル)、加湿空気清浄運転の適用床面積は29畳(48平方メートル)、最大風力は6.3立方メートル/分、運転音は26~53dB。